はにログ◎シンプルをほどよく楽しむ

2016年1月から1LDKで彼氏と同棲を始めました。ややミニマリズムに傾倒気味。油断するとすぐに部屋が荒れます。

【映画】プラダを着た悪魔–何回も見た映画・ワークとライフの狭間で。

お題「何回も見た映画」
お題スロットをやってみました。

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覚醒前のアンディ。髪の毛ぼさぼさでダサい青いセーター着てる。

冒頭の出勤シーンの完成度高すぎ

KTtanstallのsuddenly I see と共に流れるニューヨーカーの女性の出勤のシーンは何度見ても惚れ惚れする。朝起きてお気に入りの服とアクセサリーを選んで、ばっちりメイクして、高いピンヒールをコツコツさせて颯爽とイエローキャブに乗り込む。音楽・モデル・服・小物・秋のニューヨークの空気感・画面の切り替えまでことごとくお洒落!!

憧れる〜。こんな朝の支度してみたい〜。と思いつつ、朝起きるところからもうダメです、私は。ユニクロの寝巻でギリギリに起床。洗面所行ってメイクして、制服化した黒のスーツに着替えて、辛うじて紅茶を飲んで時間切れ。高いヒールだと走れないので、いつも5cm以下のローヒール。
これでも一人暮らしのときよりはマシになったほうだと思う…。メイクはベッドの上でやってたし…。

せめて朝ごはんを食べる時間は確保したいよなーと思いつつ、あれ、なんの話だっけ??

アンディ覚醒シーンも鬼リピート

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出勤シーンと同じくらい大好きなシーンが、ダサダサのアンディがおしゃれに覚醒するシーン。
毎日のコーデがどれも本当に可愛い!!きちんと髪を整えて化粧してイイ服を着れば、こんなにもあか抜けられるんだ、と世の女性を勇気づけることの出来る名シーン。個人的にはポニーテールが好き!
毎日コートから靴から全身違うから、これ一式そろえるのに何十万円かかったんだろうとアンディのお財布を気にしてしまったのは秘密です。

仕事が上達するとみんなそうなる、全私生活が崩壊するよ。昇進の時期だ

彼や友人との関係がギクシャクしだしたアンディにおしゃれなハゲの人(名前忘れた)が言ったセリフ。
これ大学生のときに観たときは、特に気にならなかったんですが、社会人になって観るとドキッとする言葉。プライベートを犠牲にしてまでも昇進したいのだろうか…。ミランダも娘たちの発表会に何としても出席しようとするけどできなかったり、二人めの夫との離婚話だったり、結局プライベートは上手く行っているように思えない。プライベートを犠牲にして仕事に打ち込んできたんだなって。
私も昔は仕事もプライベートも両立するぞ〜!みたいなことを思ってたけど、実際むずかしいよねー。管理職見てると、ライフ削って仕事してるの分かるし…。精神的な重圧もあるだろうし…。偉くならない程度に細々と仕事したい。ワークよりライフを大事にしたい。入社当時のやる気はどこへやら、こーやって駄目社員ができていくんだなあ。

私生活が不安定なときに出会う男性には気をつけろ!

彼氏との関係がぎくしゃくしだした頃に、うさんくさい金髪の男(名前忘れた)に出会う。
スマートで女の扱いに慣れていておしゃれなアッパークラスの男!なんて胡散臭いんだ!
こいつは息を吐くように口説いてくるから、怖いよね。
パリではめ外しちゃったけど、彼氏には内緒だね!

なぜアンディはミランダと決別したのか

ジャクリーヌによるランウェイ乗っ取り計画を知り、ミランダに必至に伝えようとしたアンディ。
しかしミランダは既にその計画を知っており、手を打っていた。腹心というべき部下ナイジェルを裏切ってまで。
パーティ後のタクシーの中で、ミランダはアンディに対して「私に似ている」と発言。
ミランダはタクシーを降りた後、ミランダからの着信が鳴り響く携帯を池に投げる。
なんでアンディはここでミランダとの決別を決意したのかなーと思ってたのですが、私なりの解釈だと、
アンディは「ミランダにはなりたくない」と思ったんじゃないかなーと思いました。
仕事は評価されてきたけど、プライベートはめちゃくちゃになって、一度はランウェイ方面で頑張ろうと思ったけど
仕事のがんばりが結果的にメアリーを裏切ることになったし、うさんくさいイケメンはやっぱりやばいやつだったしで
自分は何を目指しているのかよく分からなくなっちゃったんじゃないかと思うんですね。
で、極めつけにナイジェルを裏切ったミランダに「私に似ている」なんて言われちゃって、否定したかったのかなとか。

お仕事ムービーはやっぱり社会人になってから見ると感想変わりますな。
働くって大変だー。