はにログ◎シンプルをほどよく楽しむ

2016年1月から1LDKで彼氏と同棲を始めました。ややミニマリズムに傾倒気味。油断するとすぐに部屋が荒れます。

【読書】読んだら忘れない読書術–人生をより豊かにするために

年間目標に「アウトプットする」という項目を掲げたので、アウトプットに関わる本を読みました。
社会人になってビジネス本とかハウツー本を読むようになりましたが、あんまり覚えてない…。折角安くないお金払ってるのに身に付かなかったら意味ない!
そういう訳で読書のカテゴリを作ったのでした。

読んだら忘れない読書術


作者の樺沢さんと言う方は精神科医です。まえがきでは、twitterのフォロワー数とかメルマガ発行部数とか鼻につく自己紹介があって、ちょっとうわ…と思ったのですが、おわりにを読んだら作者の印象ががらり変わりました。樺沢さんは精神科医として「日本人の自殺、うつ病を減らす」「病気で悩む人を減らす」というミッションを掲げているのだそうです。そしてそのためには「予防」が大事だと考えています。そして予防に関する情報はすべて本にまとめられて、すぐにでも実行できるのです。巷にはこんなに「健康本」が溢れているのに、日本人には本を読む習慣がないから、必要な情報が届かない。日本人の読書量を増やすことができれば、間接的に、病気に悩む人を減らせるのではないかと思い、本書を書いたのだそうです。立派なミッションだと思ったし、こう言う形で解決しようとする姿勢が素敵だなと思いました。

以下印象に残ったことメモ

あなたは「年収1000万円になる方法」を何個言えますか?

就活中の大学生の会話から。年収1000万円欲しいと言った学生に対し、
別の学生が「マスコミや商社に入らなきゃ無理だよ」と答えたそうだ。
でも実際には年収1000万円稼ぐ方法は、一流企業に勤めることだけではない。
起業したり、副業したり、不動産収入や株で儲けたり…。「年収1000万円稼ぐ方法」を1つしか言えない人と
10個以上言える人ではどちらが1000万円稼ぐことを実現できるでしょうか。

1冊の本から、3行ラインを引けば「1500円の書籍の元がとれた」といえるでしょう。

具体的で簡単なので今すぐ実践できそう。早速この本から試してみました。
この記事で見出しにしているのが、「読んだら忘れない読書術」の本文中でマーカーで引いた箇所です。
電子書籍で読んでいるのでマーカー引くのが簡単でよいですね。

読書のポートフォリオを作る〜「分散投資読書術」

超短期投資 ネット情報、新聞、週刊誌
短期投資  今すぐ活用できるノウハウ本
中期投資  仕事術、勉強術についての本
長期投資  哲学、思想、生き方

これ面白いなと思いました。なんとなく目先役立ちそうなものばかり選びがちなので、
長期投資として哲学や思想といった内容の本も読んでみようかな。
今更感あるけどドラッカーとかピケティとか…。

小説版でいうとこんな感じかしら?勝手に自分でカテゴライズしてみた。
(超短期投資 ツイッターとかまとめサイト
短期投資  一般的な小説・流行もの(伊坂幸太郎とか)
中期投資  定番小説(司馬遼太郎とか)
長期投資  古典・純文学(夏目漱石とか)

まず「入門書」から学ぶ〜「入門読書術」

なぜか初心者ほど上級ノウハウを知りたがる、という言葉にドキリとしてしまいました。
最初から小難しい本を手に取って早々に挫折すると言うパターン、身に覚えがありまくり。
「漫画で読む○○」とか「女子高生と学ぶ○○」とかってなんとなく敬遠してたのですが、
それはもったいないことをしてたなと思いました。初心者は初心者らしく自分のレベルにあった本を読みましょうってこと。
特に上の長期投資に分類される本は読みにくいこと必至なので、漫画とか入門書みたいなのから入るのが良さそう。

以上、読書めもでした。

追伸:昨日19時頃、火球を見ました。緑色の大きな光の玉がすっと夜の空を流れました。とてもきれいでした。
高校生の時にも火球を見たことがあります。丁度受験を控えていて、志望校に受かりますようにとお祈りをしました。
ギリギリながら第一志望に滑り込むことができました。補欠合格だったので、運が味方してくれたのだと思ってます。
自分の中では縁起のいいものと考えているので、今回見た火球も何かいいことが起きる前触れだといいなと思います。