【読書】伝え方が9割 – 心を動かすコトバのレシピ
実は、心を動かすコトバは簡単に作れちゃうんだよって話です。
業務上、人にお願いすることが多いのですが、他部署かつ年上の人に何かを依頼するのが苦痛です。自分でできるなら全部自分でやっちゃいたい…。○○のデータください、とか、急ぎでお願いします、とか。入社したばかりの頃、お願いが立込んだ時期があったんですが他部署から「上から目線だ」と非難されていたことがあり、ちょっとトラウマに。。メールした後一本電話入れるようには心がけているんですけどね。社外より社内のほうが気を遣います。
取引先の人でうまいなーと思うのは、一気に3つくらい難しいお願いしてくる人。全部は断れないだろうっていう思惑があるんだろうけど…。いやーきびしいっすわ(現在進行形)
仕事でも悩みの一つだし、ブログも本格的に始めたし、人に伝えるってことを勉強したいなと思い、この本を手に取りました。
- 作者: 佐々木圭一
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私みたいな凡人だって100回に1回くらいは「うまいこと言ったな」と思うことがあるけど、コピーライターは言葉を仕事にしている以上、うまいこと言う打率を上げて行かなければならない。打率を上げる為にはテクニックが必要。コピーライターの著者はこの「うまいこと」には法則があることに気づき、それをまとめたのが本書だ。
この本を読んで、早速実践しているのは、「感謝」と「認められたい欲」と「サプライズ法」。
とりあえず感謝の言葉をつける。(感謝)
何か教えてもらったときは、「勉強になった」「知らなかったので助かった」などの言葉をつける。(認められたい欲)
メールでびっくりマークをつけてみる。(サプライズ法)
正直、相手の反応みてもよくわからないけど、1mmでも相手に良い印象で伝わったら良いなあ。
逆の立場だったら、嫌な印象は持たないので、続けてみようと思ってます。
他にも色々テクニックがあるけれど、どこまで崩して良いものか頭使うので(笑)、ちょっとずつ使えるようにしていきたいなーと思います。一歩間違えると馴れ馴れしいメールになってしまうので注意しなきゃだ。そういうの嫌う人もいるので、見極めが肝心ですな。私は馴れ馴れしいほうが良いんですけどね。
以下めも
お願いするとき
★相手の好きなこと
→こちらを選択いただくと、より高い品質を保証できますよ。
★選択の自由
→A案とB案があるんですがどっちがいいですか?
(本命はA案。もっと難しそうなB案をつくる。)
★嫌いなこと回避
→こちらの製品のままですと、破損の恐れがあります。
★認められたい欲
→○○だったなんて、初めて知りました。
★感謝
→いつもありがとうございます。
強いコトバを作る5つの技術
1、サプライズ法
強調したいコトバの前に、ひとこと付け加える。びっくりマーク。
例:うわ、私の年収低すぎ…?(年収低い人)
2、ギャップ法
落として上げる。
例:好きよ、あなたが、殺したいほど、(きるみーベイベー)
3、赤裸裸法
体温を伝える。
例:会いたくて 会いたくて 震える(西野カナ)
4、リピート法
繰り返す。
例:会いたくて 会いたくて 震える(略)
5、クライマックス法
眠気覚まし。
例:ここだけの話、1時間で100万円を稼いじゃう方法を特別に教えちゃいます!(詐欺広告)